中央LFP事務局
- ホーム
- 中央LFP事務局
中央LFP事務局のミッション
中央LFP事務局のミッションは、各地域のローカルフードプロジェクトにおける新たなビジネスの創出を支援することです。
具体的には、次のことを実施しています。
- 1支援体制の整備
- 中央LFP事務局は地域(道府県)ごとに「ネゴシエーター」と「コーディネーター」からなる支援チームを組成し、その地域のニーズに応じた支援ができるようにしています。
また有識者からなる「推進委員会」を設置して年間に8回程度開催し、支援活動の方針・体制の検討や、支援活動の効果検証等を行っています。
- 2各地域のLFP推進事業への支援
- (1) 地域プラットフォーム構築に向けての助言
(2) 研修会やワークショップの企画・実施の助言と支援
(3) 戦略会議の支援
(4) ハンズオン支援
(5) クラウドファンディング(CF)支援
- 3LFP推進事業の情報発信
- ・このwebサイトでの各地域の取組状況や資料の提供
・オンラインイベント(報告会)の開催
・地域を超えて希望者が自由に参加し対話する「LFPトークカフェ」の開催
- 4地域におけるノウハウの蓄積への支援
- ・多数の地域への支援の経験を通じて得たノウハウを蓄積し紹介
- 5事例集の作成
- ・令和3年度の取組事例集に続き、地域LFP推進事業の取組みとその成果を紹介する冊子の作成・公開
中央LFP事務局の体制
中央LFP事務局は、農林水産省委託事業「令和4年度地域食品産業連携プロジェクト推進委託事業」の受託者・一般社団法人食品需給研究センターに設置されています。
食品需給研究センター、およびその委託先である株式会社アール・ピー・アイ、一般社団法人食農共創プロデューサーズが協力して事業を進めています。
各地域への支援を調整・差配する「ネゴシエーター」
「ネゴシエーター」は、中央LFP事務局のスタッフであり、3者(アール・ピー・アイ、食農共創プロデューサーズ、食品需給研究センター)いずれかに所属する職員です。地域LFP推進事業への支援の窓口となり、特に事業初期の枠組形成や計画昇華、研修会の企画・実施等を支援します。各地域の計画内容に応じたコーディネーターを選定したあとも、各地での支援経験によって蓄積したノウハウを用い、コーディネーターをバックアップする形で継続的に支援します。

- 統括プロデューサー(ネゴシエーター(北海道)を兼務)
- 長谷川 潤一一般社団法人食品需給研究センター/調査研究部 主任研究員
食農連携ビジネスをとおした地域活性化を目的に、プロジェクトの戦略立案、地域の食材を利用した食品の開発、販路開拓、マーケティング、ブランディングを行うとともに、関係機関、研究者や実務者等との人的ネットワークを有する。食料産業クラスターや農商工等連携、6次産業化、地方創生についての取組みや地域の人的連携等のネットワーク構築、活動の取材、事例レポートのとりまとめなど実績多数。

- ネゴシエーター(東北・北陸エリア)
- 小林 篤司一般社団法人食農共創プロデューサーズ/アソシエイトスタッフ、株式会社BIG EYE COMPANY/共同代表、一般社団法人地職住推進機構/代表理事
経営戦略、医療分野IT、食品分野(農業、ロジスティクス、食品加⼯、飲食、商品開発)新戦略、地域連携(産官学連携、行政との調整や国家・自治体予算の策定作業、新プロジェクトの創生、地域ビジネスのコーディネート)。地域創生に関してはSDGs/サーキュラーエコノミー分野においては上勝町のゼロ・ウェイストブランドの関係から、環境(エコ・エシカル)分野の知見もあり、現在企業連携を進めており様々なネットワークを有する。

- ネゴシエーター(関東エリア)
- 藤井 貴之一般社団法人食農共創プロデューサーズ/事務局長、NPO法人農家のこせがれネットワーク 事務局長
農業者の経営支援、事業承継に関するアドバイス、就農サポートなど、農業関連の業務に15年以上携わり、平成23年からは東日本大震災復興支援事業への参画、6次産業化プランナーに就任し、地域活性化プロジェクトの戦略立案、地域の食材を利用した食品の開発、販路開拓、場づくり(マルシェの運営)などを行っている。

- ネゴシエーター(東海・近畿エリアエリア)
- 岩崎 尚子株式会社アール・ピー・アイ/マネジャー
主に、地方圏、農山漁村の活性化を目的としたプロジェクトデザイン、コミュニティデザインに取り組む。地域特性及び課題、資源、担い手など、地域にあるリソースをふまえた戦略・企画の立案、マネジメント、検証をサポートするハンズオン支援型業務の実績多数。

- ネゴシエーター(近畿エリア)
- 毛利 美那子株式会社アール・ピー・アイ/マネジャー
地域資源を活用した特産品開発・ブランド化や商店街振興、全国各地の漁村地域の担い手確保・育成等の業務等に長く携わる。
最近では、離島地域等の農業・漁業等の一次産業の活性化や商品開発、販路開拓、就業・定住促進、観光振興等など地域課題に応じた取組支援を行っている。LFPではクラウドファンディング(CF)展開を差配し、複数のCF事業者と連携。

- ネゴシエーター(中四国・九州エリア)
- 佐藤 孝弘株式会社アール・ピー・アイ/マネジャー
主に、統計分析技法にもとづく社会調査やマーケティングと、調査にもとづく各種プランニングに取り組む。定量・定性両面からのアプローチにより、地域の特性を踏まえた経営支援や提言実績多数。
中小企業診断士。
各地域への支援の実行者「コーディネーター」
一方「コーディネーター」は、中央LFP事務局が派遣する外部人材です。地域LFP推進事業のコンセプトメイキングに向けた 「ワークショップや戦略会議の企画アドバイス・ファシリテート」、「間接補助事業の推進アドバイス」、「クラウドファンディング展開ハンズオン」、「LFPの次なる展開に向けた戦略指南」を行います。
地域LFP推進事業の実施主体である「道府県」やその直接の委託先である「地域事務局」「地域アドバイザー」とは、おおむね以下の表のような役割分担により協力します。
ネゴシエーターとコーディネーターの役割
